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㈶国際健康医療研究所
大島博貴





皆様こんにちは。
一般財団法人国際健康医療研究所の大島博貴です。





前回、2025年問題に対し有効と思われる物質
「プラズマローゲン」をご紹介しました。


本日は、九州大学をはじめとする日本の研究機関が
発表した、プラズマローゲンを使った実験の成果を
ご紹介します。


●マウス実験の成果

九州大学医学研究院における動物実験
( アルツハイマー病モデルマウス) で、
プラズマローゲンは以下の効果を実証しました。


①海馬の神経細胞を新生
②βアミロイドによる認知学習障害の改善
③神経炎症・βアミロイドの蓄積を防ぐ事、
 及びそのメカニズムが判明



マウスに対して行った水迷路実験による
空間記憶検査では、プラズマローゲンを投与した
マウスグループが投与していないマウスグループと
比較して、ゴール到達までの時間を大きく短縮しました。

記憶力が実際に改善したのです。



●認知症患者を対象とした臨床試験の成果

福岡大学医学部におけるアルツハイマー型認知症40人を
対象とした単盲検臨床試験において、
プラズマローゲン1㎎投与グループでは、プラセボ
(投与していない)グループに比べ統計的有意に
認知レベルの向上が見られました。


その後、レビー小体型認知症や意味性認知症でも
改善例が見られています。

認知症中等度が軽度や健常レベルにまで改善する
という、驚きの成果でした。




この驚異的な成果はテレビ「夢の扉」でも紹介され、
たいへんな反響を呼びました。